造花の孕む命の種の枯れ時は

永遠に咲く花、造花。けれども、それは種子を残せない、悲しき花。
もし、造花に種子があったら、その種子は絶対に芽となって生まれてこない。でも、その種子は死ぬことも無いのだ。それは、幸せでもあるし、同時に不幸でもある。

散らない造花に想いを馳せて、朽ちていくのが幸せ。

なのだろうか?


造花の種子
http://texpo.jp/texpo/disp/30176

気付かない方が幸せなことがある。
気付いたから不幸になってしまうことがある。
だから彼らは目を閉じて、耳を塞いで、口を閉じた。
それが幸せだから。
永遠に変わらない、シアワセ。
苦い苦い、シアワセ。
でも、シアワセ。