Remember the name
2017/12/30。
去年から1年が経ったことを早いと思いながらも、このブログを書いています。
こんばんは、影井公彦です。
また、この日が来ました。
今日はPay money To my PainのKさんの命日です。
この日が来るたびに、今年の自分は何をしていたのかと自分に問います。
何を成したのか?
ただ生きていただけじゃないのか?
何か変わったのか?
死にたいって何回言った?
質問は山のように浴びせられ、その一つ一つに答えられないまま、次の日になっています。
しかし、今年は少し違います。
「何かしたのか?」
と言われたら
「したよ」
と言えます。
そして、それがどんなに小さくて些細なことでも……誰かに笑われてしまうようなことでもいいと思えるようになってきました。
Kさんの死から5年が経ちます。
PTPのアルバムを聴く回数は減りました。
それに対して悩んだのですが、Twitterで誰かが言っていました。
『頻繁に触れていた作品に触れなくなったのは、嫌いになったから・飽きたからじゃなくて、自分の中に溶け込んだから』
なるほど、と思いました。
あの声、あの音が自分の血肉になっている。
それはとてもいいことなのではないかと思うのです。
そして、その血肉を使うことで自分は前に進めるのだと確信をしています。
来年もこの場所でお会いできたらと思っています。
皆様が幸福で過ごせることを祈っています。
それでは。
影井公彦