Pay money To my Pain 『Room #103』

(今回の日記はTwitterでの呟きをまとめたものです)

今日は、Pay money To my Painのvo、Kさんの命日です。
先程、2ndアルバムには未収録となった楽曲がYoutubeにアップされました。
もう、その日から2年になります。
去年の今頃は、まだ、ホテルのベッドで寝ていた記憶があります。

早朝に起きて支度をして、会場に向かいました。
会場には陽も上がらないうちに到着して、そして、グッズの列に一番で並びました。
チケットは無く、ただ、揺り動かされるまま、感情で行動をしたように思います。

ライブは、激ロックで有名なロカホリさんで、仲のいい先輩と観ました。
始まってほしいような、始まってほしくないような、そんな思いとは裏腹にライブは始まり、そして、あの4人がライブをしました。
普通の、本当に普通のライブです。
Kさんはいません。
だけど、そこに確かに居た。

そんなことを思ってしまうぐらいに、4人のライブでした。
自分は泣きながら、その全てを眼に焼きつかせ、そして、自分の遺伝子の中にそっと組み込んでいきました。
P.T.Pには、数えきれないぐらいに支えてもらった記憶があります。

自分の人生が上手くいかなくて、鬱病になり、ベッドの手すりを見て、そこに首をかける為のタオルを想像した日もありました。
抜け切れないトンネルの中で、そんな時に行った『STAY REAL TOUR』。
P.T.Pのパフォーマンス、MC、全てに元気をもらいました。

そうして、今もこんな風に生きて、深夜の二時に言葉をペチペチと打てるようになっています。

Kさんが亡くなって、二年。
何度も不安定になりましたが、今もなんとかやっています。
P.T.Pの楽曲を聴いて、泣く回数は減りました。
代わりに、楽しめる回数が増えた気がします。

「明日に保険はかけられないんだ」

Kさんが生前にそう仰っていたと聞いています。

未だにダラダラして、何にもできてない自分ですが、この言葉を大事に持っておこうと思っています。
また、今夜公開された『Room #103』にある通り、戦わないと前には進めません。

どう戦っていいのか、何をすればいいのか。
本当の所、わかりません。
軸がブレにブレています。
けれど、なんとなく『Room #103』に背中を押してもらえたと思います。

あの日、死にたがっていた僕を救ってくれたのは、政治家でも、家族でも、恋人でもなく、最高のロックバンドでした。
明日は晴れといいな、だけど、雨でも…いいかな、そんなことを思っています。
本当に、P.T.Pには感謝しても感謝しきれません。
ありがとうございました。
See ya!



今でも、勿論愛してますよ。
これからも、ずっと。