文学フリマ

こんばんは。
先日から告知をしておりました文学フリマが終了致しました。
あやまり堂様、かえる堂に来てくれた皆様、本を買ってくれた皆様、チラシを受け取ってくれた皆様、ありがとうございました。
無料版の「SSS」「BLaCK Box」は後日このblogでも配布します。よろしければお持ち帰り下さいませ。

さて、堅苦しい挨拶は此処まで。
文学フリマの感想をつらつらと書かせていただきます。
開場30分前に自分のブースの場所に来て最初に思ったのは一言。
「ヤバイ、俺の本ヤバイ(負の方向に)」でした。
だって回りみたら皆、装丁がキレイなんだもの。俺なんてコンビニでコピーにホッチキスよ?家内製手工業よ?竹やり持ってゴルゴに立ち向かうもんだよ。しかも皆表紙のデザインがスゴイスゴイ。何てこったい。俺オワタ。
そう思いながら準備を進めます。
もうこうなったら開き直るしかありません。
中身で勝負だ!と思い、無料配布本とチラシを最初『誰かが持っていかないかな』と眺めていました。

開始30分。誰も受け取らず。ブースに誰も来ず。

おかしいなあ、石ころ帽子被ってるわけではないんだがなあ。


駄目ね、やっぱ攻めなきゃ駄目よ。(オネエ言葉)と、気付き、声を掛けてみることに。
人見知りの激しいアタイ、ここでやらなきゃ男が廃るワ(でもオネエ言葉)
深呼吸を1回、2回。
胸の鼓動が少し落ち着いたところで、遂に僕は初めて声掛けをしてみた。

「読んでってくだふぁい」

うん、噛んだ。
でも、1回声を出してしまえば後は勢いで何とかなります。
声を掛け始めて10分、まだ本は売れないにしろ、何とか立ち止まってもらったり、本を手にとって貰える様になりました。チラシもちょいちょい受け取ってもらえます。無料配布の本も受け取ってもらえるようになりました。

声を掛け始めて、30分。
緊急事態発生。
持ってきたチラシ(30枚)全部配り終えちゃった……。
仕方なくコピー機で即効でコピー。
「3……、30部もあれば……。でも配れなかったら……。でも、そこは何とか配って……。会場にゴスロリがいたな……」
そんなことを思いつつ、思案の末30部に。でも内心配れるのかドキドキ(小心者)。

開場1時間
あやまり堂様来店。
はじめましてのご挨拶をして、少しお話をしました。ナイスガイなお方でした。
お連れの方と共に本を買っていただきました。ありがとうございます!抱いて下さい。(半裸になりつつ)

ここら辺から少しずつ本が売れ始めました。

昼過ぎには無料配布本も底をつき、チラシも底をついたので、チラシを補充しつつ声掛け。
最終的には「SSS」は8部「BLaCK Box」は6部、計14部売れました。ひゃっほーい。
チラシは結局100枚程はけました。


閉場までに一回全部回ろうと思い、一回会場をぐるっと回ったのですが、ほんと皆様凄いです。僕のようなコピーで手作りの方も多々いらっしゃいましたが、手書きのポップ作ってアピールしたり、チラシにあらすじ書いて配ってる人もいたりで、自分の準備の悪さを思い知りました。
自分のチラシにはあらすじと、帯とかに付いてくる文をイメージして言葉をつらつら書いてblogのアドレス張って配りまくったのですが、後から見て気付きました。
「どんなストーリーなのか判りにくい」
反省です……。


印象に残ったことが1つ。
「SSS」を読んで、買ってくれたお客さんが一言。
「楽しそうに書かれてますね」
苦労が報われた一言です。あの時のお客様、ありがとうございます。抱いてくれてもいいのよ?(台無し)


次回参加の際はまた告知します。(受かるといいなあ)(その前に書き上げれんがぐぐ)


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文学フリマ事務局通信
http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20090510